少しでも改善したくて、本を読んでみることにしました!
目次
読もうと思った理由
1.子どもに感情的に怒ってしまうことがあるから
普段はそこまで怒る回数は多くない私ですが、
何度子どもに注意してもやってくれないorやめてくれないことが重なると、イライラが溜まって爆発していました。
(おもちゃを片付けない、遊び食べをやめない、歯磨きをしないなど)
一回ならまだ抑えられるのですが、一日のうちに何度もイライラ案件が積み重なるとダメでした💦
2.子どもが怖がるだけで私の気持ちが伝わっていないから
大きな声で怒ったところで、子どもがおびえるだけで行動が変わらないことは薄々気が付いていました。
でも、どうすれば子どもに気持ちを分かってもらえ、行動が変わるのか、
そもそもどうすれば感情的に怒らずに済むのか、その方法が分からなかったのです。
3.怒っている理由を伝えることよりも、ただ自分の苛立ちを発散させることが目的になっている気がしたから
これ、気が付いたときは自分が恐ろしいなと思いました・・・
だって、自分のイライラを弱者にぶつけて、恐怖心で他人を動かそうとするなんて、パワハラじゃないですか。。。
4.子どもの中で『パパ=優しい、ママ=怖い』という図式ができていたから
全く怒っていないときに、子どもからふと言われたんです。
「ママこわい。パパこわくない」って・・・
夫が非常に冷静で穏やかな人であることもあり、いつの間にか子どもの中で『パパ=優しい、ママ=怖い』という図式ができていたんですね。
普段の子どもの様子を見ていると、私は根本的に嫌われてはいないのだけど、そのくくりはやっぱり悲しい・・・
読んだ本はこちら
ネットサーフィンをしていたときに、たまたま著者の方のインタビュー記事が目に入り、こちらの本を知りました。
とっさの怒りに負けない!子育て
野村 恵里 著
すばる舎
ご自身の子育て中に、息子さんに強く怒ることが多く、その状況を改善したかったという体験談に深く共感したので、
私も変わりたい・・・!と思って読むことにしました。
読んで分かったこと
怒りをなくす必要はない
子育てをしていて思い通りになることなんてほとんどなく、一回で親の言うことを理解する子もなかなかいません。
イライラするのは当然ですよね。
ただ、危険な行動をした時は怒ることが必要なときもあります。
怒ることが悪いのではなく、その方法が大切なんですね。
怒るときのルールに従う
著者によると、≪怒るときの3つのルール≫があるそうです。
①人を傷つけない
②自分を傷つけない
③物を壊さない
私は、今までどれもできていませんでした・・・!
特に自分を傷つける発言(どうせ私がダメなんだ、こんなママならいない方がいい、など)や
物に当たる(ドアを強く閉める、ぬいぐるみを投げる、など)ことがあり、
怒ったあと「やりすぎた・・・」と後悔することもしばしばでした。
でもこのルールに従えば、怒っていても後悔しない方法で自分の気持ちを伝えることができそうです。
子どもにも怒りスイッチがある
本書によれば、子どもは「受け入れてもらっていない」「大切にしてもらっていない」と感じたときに怒りスイッチが入って、
イライラを表現する行動をとるそうです。
私は、その子なりに嫌なことや許せないことがあったときに怒るのだろうと思っていました。
それだけではなくて、周りの人からの対応によるのですね!
子どもがやりたいことをいつもしてやれるわけではないですが、その子の気持ちに向き合って、安心できるように声掛けをしてやりたいです。
実践してみました
本を読み終わり、早速毎日の生活に取り入れてみました。
やったのは以下2点です。
step
1自分の怒りスイッチを把握
step
2イライラして怒りたくなったら、まず深呼吸
自分の怒りスイッチを把握
まず、自分の怒りスイッチ、つまりどのようなときにイライラして怒るのかを把握することにしました。
私の場合、例えば・・・
・予定通りに進まないこと
・肉体的にまたは精神的に忙しく疲れているときに、子どもから矢継ぎ早に「あれやって、これやって」と言われること
こんなときにイライラが溜まりやすくなっているようです。
こういう状況になっていたら、今私は怒りやすいから言動に気を付けよう、と心の中で思うようになりました。
そして少し気にするだけでも、怒りスイッチが入りやすい状況にならないよう、前もって対策を立てることができるのは嬉しい発見でした!
イライラして怒りたくなったら、まず深呼吸
それでも怒りたくなってしまうことは、どうしてもあります。。。泣
そんなときは、まず深呼吸を心掛けました!
鼻からゆっくり息を吸って口から吐く、を3回ほど繰り返します。
深呼吸をすると、思っていることを口に出す前に一拍おけるのがよかったです。
その間に「この怒り方は3つのルールをクリアしているかな?」と少し冷静になれるんですよね。
こんな人におすすめ
こんな方におすすめ
- 子どもに怒ってばかりで疲れた・・・
- 自分のイライラや怒りをコントロールしたい
- 子どもと自分にとっていい怒り方が知りたい
私と同じような悩みを抱えている方に、ぜひ読んでいただきたい一冊です!
子育ては思い通りにならないことばかりで、イライラするのは当たり前なんですよね。
少しでもいい怒り方ができるようになって、子どもも自分も笑顔で過ごす時間が増えますように!