子どもの性教育を始めたきっかけ
私は子どものころ、学校以外で性教育を受けたことがありませんでした。
また、親と性や恋愛について話した記憶もなかったため、
「話したらいけないテーマなのかな?」と感じており、質問があっても聞きにくかったです。
そのため、「自分の子には、自分と大切な人を守るために必要な知識を与えたい」
「性について相談ができる関係でありたい」と考えるようになりました。
また、私は子どもがいても仕事を続けるつもりでしたので、どうしても目を離す時間が多くなることは予想できました。
ですので、遅くても思春期を迎える前に必要な話をしておきたいとも考えました。
読んだ本のご紹介
だいじ だいじ どーこだ?
遠見才希子 作/川原瑞丸 絵
大泉書店
こちらの本は、娘が通っている保育園でもおすすめされたものです。
我が家では、娘が3歳になる少し前に読み始めました。
まだ難しいかな?とも感じましたが、トイトレが始まったり、パパと自分(女の子)の体の違いについて話したりし始めたので、
いい機会かもしれないと思い、スタートすることに!
親の感想と子どもの反応
親の感想 ―性教育とは自分を大切にすること
かわいらしい絵で描かれているので、他の絵本と同じ感覚で読めることにまず安心しました。
体の中で特に大事な場所や、その扱い方についてとても分かりやすく書かれています。
本の中で繰り返されるメッセージは「自分の体と気持ちは自分のものだから、大切にしよう」ということ。
そして「自分と同じように他の人のことも大切にしよう」と書かれています。
男女の体の違いや、生殖については記載がありません。
でも最初はこれで十分なのではないかと思います。
まずは自分を大切にすることを知って、徐々に自分と同じように周りの人のことも大切に感じるようになってほしいです。
子どもの反応 ―「プライベートパーツ」を意識し始めました
最初に読んだときは、特に何とも思っていない様子でした(笑)
でもしばらく他の絵本と一緒に絵本棚に置いておき、何度か読むうちにまず「プライベートパーツ」という言葉を覚えました。
そして遊びの延長で親の「プライベートパーツ」をのぞいたり触ったりすることがありますが、
その都度「他の人の『だいじだいじ』は勝手に触らないんだよ~」と言うと「あ、そっか」という顔になります。
またお風呂に入ったとき、「プライベートパーツ」を自分で洗うようになりました。
基本的にお風呂のおもちゃに夢中で、3回に1回くらいではありますが💦笑
それでも「自分のだいじな場所なんだ」という意識は芽生えてきていると感じます。
まとめ
理屈はとりあえず横に置いておいて、
体にはその人だけの大事な場所があること、そして心も同じように大事であることを伝えられたのがよかったです!
この本をスタートとして、子どもの成長に合わせて徐々にステップアップしていく予定です。